デルモゾールG軟膏は何に効く?使い方・副作用・薬価と注意点を徹底解説
デルモゾールG軟膏は、皮膚の炎症を抑えるステロイド成分と、細菌に対して作用する抗生物質を配合した医療用医薬品です。湿疹・皮膚炎のうち、皮膚がただれていたり、かさぶたができていたり、細菌による二次感染を伴っていたりする場合などに使用されます。ただし、あらゆる湿疹やかゆみに使えるわけではなく、真菌やウイルスによる皮膚感染症など、使用を避けるべき症状もあります。
2026年10月時点で確認できる製品情報では、製造販売元は岩城製薬株式会社、販売元は日本ジェネリック株式会社です。2026年4月の薬価改定後の薬価は1gあたり27.70円。添付文書には、眼圧上昇や緑内障、皮膚感染症の悪化、長期使用による皮膚の変化など、使用前に理解しておきたい注意事項が記載されています。眼痛やかすみ目が気になる場合の対応、正しい塗り方、白色ワセリンのメーカー変更についても整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 効能・効果:湿潤・びらん・結痂や二次感染を伴う特定の皮膚疾患などに用いる、ステロイドと抗生物質の配合軟膏。
- 用法・用量:通常は1日1~数回、適量を塗布する。実際の回数や期間は処方医の指示に従う。
- 副作用:皮膚刺激や発疹のほか、長期・広範囲使用などで眼圧上昇、緑内障、皮膚萎縮などのリスクがある。
- 眼痛・かすみ目:視力の変化や強い眼痛、頭痛などがある場合は、使用部位にかかわらず速やかに医療機関へ相談する。
- 薬価・製品変更:2026年4月改定後の薬価は27.70円/g。岩城製薬は白色ワセリンのメーカー変更を公表しており、軟膏の硬さや使用感が変わる場合がある。
【効能・効果】デルモゾールG軟膏はどんな症状に使う薬?
デルモゾールG軟膏は、単に炎症を抑えるだけの薬ではありません。ステロイドによる抗炎症作用と、抗生物質による細菌への作用を組み合わせ、炎症と細菌感染の両方に配慮した治療を行うための外用薬です。
2つの有効成分が異なる役割を担う
岩城製薬の製品情報および電子添文によると、デルモゾールG軟膏1gには、次の有効成分が含まれています。
- ベタメタゾン吉草酸エステル:1.2mg(0.12%)。副腎皮質ステロイドの一種で、炎症や赤み、腫れ、かゆみなどを抑える働きがある。
- ゲンタマイシン硫酸塩:1mg(力価、0.1%)。アミノグリコシド系抗生物質で、感受性のある細菌に対して抗菌作用を示す。
2成分を組み合わせることで、炎症を抑えながら、対象となる細菌による二次感染にも対処します。ただし、ゲンタマイシンがすべての細菌に効くわけではありません。また、抗生物質が含まれているからといって、感染症全般に有効という意味でもありません。
添付文書に記載された効能・効果
対象となるのは、次の疾患・状態のうち、湿潤、びらん、結痂を伴うもの、または二次感染を併発しているものです。
- 湿疹・皮膚炎群。進行性指掌角皮症や脂漏性皮膚炎を含む。
- 乾癬。
- 掌蹠膿疱症。
- 外傷・熱傷・手術創などに伴う二次感染。
ここで重要なのは、疾患名だけで使用の可否が決まるわけではない点です。例えば、乾燥によるかゆみがあるだけの場合や、細菌感染を伴わない皮膚炎に対して、自己判断で抗生物質入りの軟膏を使用することは適切とは限りません。添付文書では、症状が改善した場合は速やかに使用を中止し、抗生物質を含まない薬剤へ切り替えることが示されています。
使ってはいけない症状にも注意
真菌・スピロヘータ・ウイルスによる皮膚感染症、疥癬やシラミなどの動物性皮膚疾患、ゲンタマイシンが効かない細菌による皮膚感染症などは、使用によって症状が悪化するおそれがあります。
ステロイドは炎症を抑える一方、感染症の種類や状態によっては、症状を見えにくくしたり、感染を悪化させたりする可能性があります。水虫のような症状、原因の分からない発疹、急速に広がる赤みなどがある場合は、自己判断で塗らず、医師や薬剤師に相談してください。

【用法・用量】正しい使い方・塗り方と使用期間
デルモゾールG軟膏の電子添文に記載された通常の用法・用量は、1日1~数回、適量を患部に塗布するというものです。症状に応じて調整されますが、具体的な回数、塗布量、使用期間は処方時の指示を優先してください。
基本的な塗り方
- 塗布前に手を洗い、患部の汚れや水分をやさしく取り除く。
- 医師から指示された範囲に、指示された量を塗り広げる。
- 塗布後は、必要に応じて手を洗う。ただし、手そのものが治療対象の場合は指示に従う。
- 使用回数や期間を自己判断で増やさず、症状の変化を確認する。
軟膏は、必要以上に厚く塗れば効果が高まるというものではありません。逆に、自己判断で極端に少なくしたり、症状が落ち着いたからといって処方方針を変更したりすることも避けてください。
顔・まぶた・傷口に使う場合は?
顔やまぶたは、身体のほかの部位と比べて皮膚が薄い場所です。ステロイド外用薬を使用するときは、塗布する部位や期間に特に注意する必要があります。まぶたへの使用では、眼圧上昇や緑内障などの眼の副作用が報告されています。
また、デルモゾールG軟膏は眼科用の薬ではありません。目の中に入れたり、医師の指示なく眼の周囲に使用したりしないでください。眼の周囲に処方された場合も、使用範囲を確認することが大切です。
傷口についても、すべての傷に使用できるわけではありません。電子添文では、外傷・熱傷・手術創などの二次感染が適応に含まれる一方、潰瘍や第2度深在性以上の熱傷・凍傷などは禁忌とされています。傷の深さや状態によって対応が異なるため、自己判断での使用は避けましょう。
塗り忘れたとき・多く塗ったとき
患者向けの「くすりのしおり」では、塗り忘れに気づいたら可能な範囲で早めに塗り、次の使用時刻が近い場合は忘れた分を飛ばすこと、2回分を一度に塗らないことが案内されています。多く使った場合は、医師または薬剤師に相談してください。
また、ラップなどで患部を覆う密封療法は、薬の吸収を高め、副作用のリスクを増やす可能性があります。医師の指示がない限り、自己判断で密封しないでください。乳幼児のおむつ部分も密封療法に似た状態になるため、特に注意が必要です。
【副作用】皮膚の変化から眼痛・かすみ目まで確認したい注意点
デルモゾールG軟膏の副作用には、皮膚の刺激感、接触性皮膚炎、発疹、皮膚感染症などがあります。さらに、ステロイド外用薬としての性質上、使用量や期間、塗布範囲によっては、皮膚だけでなく眼や内分泌系などへの影響にも注意が必要です。
主な副作用と気づきたいサイン
- 皮膚刺激・接触性皮膚炎:塗った場所のヒリヒリ感、赤み、腫れ、かゆみ、発疹など。
- 皮膚感染症:真菌症やウイルス感染症、薬剤耐性菌などによる感染。治療中に症状が悪化した場合は注意が必要。
- 皮膚の萎縮など:長期連用によって皮膚が薄くなる、毛細血管が目立つ、紫斑が出るなどの変化。
- ざ瘡様発疹・酒さ様皮膚炎:ニキビに似た発疹、顔の赤み、丘疹や膿疱など。
- 全身への影響:大量・長期・広範囲の使用や密封療法などにより、副腎皮質系の機能抑制が生じる可能性がある。
添付文書では、長期連用に関連して腎障害や難聴も記載されています。いずれも、すべての使用者に起こるという意味ではありませんが、抗生物質を含む薬を長期間使い続けることには注意が必要です。皮膚の状態が改善したら、医師の指示に従って治療方針を見直しましょう。
眼痛・かすみ目・視力低下は放置しない
デルモゾールG軟膏の電子添文では、重大な副作用として、頻度不明の眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障が記載されています。特に、まぶたへの使用や、大量・長期・広範囲の使用、密封療法などが注意点です。
また、中心性漿液性網脈絡膜症も眼に関する副作用として記載されています。見え方の変化を単なる疲れ目と決めつけず、症状に応じて医療機関を受診することが重要です。
眼痛、かすみ目、まぶしさ、視力の変化が現れた場合は、使用状況を医師に伝え、速やかに眼科などで評価を受けてください。強い眼痛、頭痛、急激な視力低下がある場合は、緑内障など緊急性のある病気も考えられるため、直ちに医療機関で診察を受ける必要があります。
目に薬が入った場合は、水で洗い流してください。違和感が続く場合は眼科医の診察を受けましょう。目の症状があるからといって、すべてが薬の副作用だと断定できるわけではありませんが、見過ごさないことが大切です。

【使用上の注意】妊婦・子ども・飲み合わせと添付文書の確認事項
デルモゾールG軟膏は外用薬ですが、塗布する範囲や使用期間によっては全身への影響が生じることがあります。特に、妊娠中の人、子ども、高齢者、広い範囲に塗る必要がある人は、処方時に使用方法を確認してください。
妊婦・授乳中・子どもが使用する場合
妊婦または妊娠している可能性がある人について、添付文書では大量・長期・広範囲の使用を避けるよう注意が示されています。授乳中の場合も、使用部位や期間を含めて医師や薬剤師に相談してください。
小児では、ベタメタゾン吉草酸エステルの長期・大量使用や密封療法により、発育障害が生じたとの報告があります。おむつで覆われる部位は薬の吸収が高まるおそれがあるため、塗る量や期間を守ることが重要です。高齢者も、大量・長期・広範囲の使用には特に注意が必要です。
飲み合わせ・併用薬はどう考える?
デルモゾールG軟膏は皮膚に塗る薬であり、飲み薬と同じように、服用時刻の組み合わせが中心となる薬ではありません。ただし、外用薬だから相互作用や副作用を一切気にしなくてよいわけではありません。
ほかのステロイド外用薬、抗生物質入りの塗り薬、免疫に影響する薬などを使用している場合は、併用の必要性や塗布範囲を医師・薬剤師に確認してください。市販薬やサプリメントなどを含め、使用中のものを伝えることも大切です。
特に注意したいのは、同じ部位に複数の塗り薬を重ねたり、別の薬を自己判断で混ぜたりすることです。薬剤の組み合わせによっては刺激や副作用のリスクが変わるため、使用順序も含めて確認しましょう。
添付文書で確認したい主な禁忌
岩城製薬の電子添文には、次のような場合に使用しないことが記載されています。
- ゲンタマイシン耐性菌または非感性菌による皮膚感染症。
- 真菌・スピロヘータ・ウイルスによる皮膚感染症、疥癬・シラミなどの動物性皮膚疾患。
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴がある場合。
- 鼓膜に穿孔がある湿疹性外耳道炎。
- 潰瘍(ベーチェット病を除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷。
- ストレプトマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシンなどのアミノグリコシド系抗生物質、またはバシトラシンに対して過敏症の既往歴がある場合。
電子添文は、製品の安全性や使用条件を確認するための基本資料です。PMDA(医薬品医療機器総合機構)に掲載されたデルモゾールG軟膏・クリームの電子添文では、2024年9月改訂版が確認できます。処方された薬について最新の情報を確認したい場合は、PMDAや製造販売元の岩城製薬が公表する資料を参照してください。
【薬価・代替薬】ジェネリックとの違いと白色ワセリン変更の経緯
薬の選択では、成分だけでなく、剤形、使用感、薬価、処方された目的を確認することが大切です。デルモゾールG軟膏は、ベタメタゾン吉草酸エステルとゲンタマイシン硫酸塩を配合した外用薬で、同じ有効成分・濃度を持つ製品もあります。
2026年4月改定後の薬価と主な同成分製剤
2026年4月の薬価改定に基づく薬価情報では、デルモゾールG軟膏は1gあたり27.70円です。以下は、同じ有効成分の組み合わせを持つ主な製品の比較です。
| 製品名 | 有効成分・剤形 | 薬価(2026年4月改定) | 確認したい点 |
|---|---|---|---|
| デルモゾールG軟膏 | ベタメタゾン吉草酸エステル・ゲンタマイシン硫酸塩/軟膏 | 27.70円/g | 岩城製薬が製造販売。日本ジェネリックが販売元として掲載されている。 |
| リンデロン-VG軟膏0.12% | 同じ有効成分・濃度/軟膏 | 27.70円/g | 同成分製剤の一つ。実際の切り替えは医師・薬剤師に確認する。 |
| ベトノバールG軟膏0.12% | 同じ有効成分・濃度/軟膏 | 27.70円/g | 同成分製剤の一つ。製品ごとの情報を確認する。 |
| デキサンVG軟膏0.12% | 同じ有効成分・濃度/軟膏 | 27.70円/g | 同成分製剤の一つ。処方変更は専門家に相談する。 |
| ルリクールVG軟膏0.12% | 同じ有効成分・濃度/軟膏 | 26.50円/g | 同成分製剤の一つ。薬価だけで選ばず、使用条件も確認する。 |
薬価は医療機関で用いられる薬剤費の基準であり、実際の窓口負担額そのものではありません。患者負担は保険の負担割合や処方量、調剤料などによって変わります。
また、同じ有効成分・濃度の製品でも、処方内容や供給状況、製剤の性状などを確認せずに自己判断で交換するのは避けてください。処方された製品の変更を希望する場合は、薬剤師や処方医に相談するのが適切です。
白色ワセリン変更で何が変わった?
岩城製薬は、デルモゾールG軟膏の基剤として使用する日本薬局方白色ワセリンについて、メーカー変更を公表しています。2023年12月12日に変更のお知らせが掲載され、その後、2024年6月12日にも関連する案内が掲載されました。2024年10月の続報では、原料の供給不安に対応するため、別メーカーの白色ワセリンを使用することが説明されています。
同社の2024年10月の案内によると、変更後の白色ワセリンは従来品と同等の品質で、製品としての有効性・安全性への影響はないとされています。一方、従来品より軟膏が少し硬くなり、使用感に違いを感じる可能性があることも説明されています。
つまり、軟膏の硬さや伸び方が以前と違って感じられても、それだけで有効成分が変更された、あるいは薬が効かなくなったと判断することはできません。ただし、塗布後に強い刺激感や発疹などが現れた場合は、使用を続けず医師・薬剤師に相談してください。
白色ワセリンは軟膏の基剤として使われる成分で、今回の変更はそのメーカーに関するものです。薬の使用感に違いがある場合は、処方された製品名や包装を確認し、必要に応じて薬局で説明を受けるとよいでしょう。

【プロの結論】使うべきケースと避けるべきケースを見極める
デルモゾールG軟膏を理解するうえで重要なのは、ステロイド外用薬としての抗炎症作用と、抗生物質による抗菌作用の両方を持つ点です。この組み合わせは、特定の皮膚疾患に湿潤・びらん・結痂や二次感染が伴う場合に意味がありますが、すべての皮膚トラブルに万能というわけではありません。
使用にあたって押さえたい判断基準
- 処方された症状・部位に使う:過去に処方された薬が残っていても、今回の症状が同じ原因とは限らない。自己判断で使い回さない。
- 改善後は治療方針を確認する:症状が落ち着いたら、抗生物質を含まない薬への切り替えが必要か、処方医に確認する。
- 長期・広範囲の使用を避ける:必要以上の塗布や密封療法は副作用のリスクを高める可能性がある。
- 顔や目の周囲では慎重に:まぶたへの使用では眼圧上昇や緑内障などに注意し、眼痛や見え方の変化を放置しない。
- 感染症の原因を見極める:水虫などの真菌感染症やウイルス感染症、疥癬などには適さない場合があるため、診断を受ける。
- 薬価と成分を分けて考える:価格が近い製品でも、処方変更は医師・薬剤師に相談して決める。
「ステロイドが入っているから危険」「抗生物質入りだからどんな傷にも使える」といった考え方は、どちらも正確ではありません。薬の適否は、炎症の程度、感染の有無、原因となる病原体、使用部位、使用期間などを踏まえて判断します。
処方どおりに使用し、改善の程度と副作用の兆候を確認することが、安全な治療につながります。症状が悪化する、発疹が広がる、強い痛みが出る、眼の異常が現れるといった変化があれば、漫然と使い続けず、医療機関へ相談してください。
【デルモゾールG軟膏】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:デルモゾールG軟膏は、普通の湿疹やかゆみにも使えますか?
A1:すべての湿疹やかゆみに使えるわけではありません。添付文書では、湿潤・びらん・結痂を伴うか、二次感染を併発している特定の皮膚疾患などが対象です。原因が分からない発疹や水虫が疑われる症状には、自己判断で使用しないでください。
Q2:デルモゾールG軟膏は1日何回塗ればよいですか?
A2:添付文書上の通常の用法・用量は、1日1~数回、適量を塗布することです。症状や部位によって指示が異なるため、処方時に案内された回数と期間を守ってください。
Q3:顔やまぶたにも塗れますか?
A3:使用の可否は部位や症状によって異なります。特にまぶたへの使用では眼圧上昇や緑内障などに注意が必要です。眼科用の薬ではないため、目の中には使用せず、顔や目の周囲に塗る場合は医師の指示を確認してください。
Q4:眼痛やかすみ目が出たらどうすればよいですか?
A4:眼痛、かすみ目、まぶしさ、視力の変化があれば、速やかに医療機関へ相談してください。強い眼痛、頭痛、急激な視力低下がある場合は、直ちに診察を受けてください。眼の症状を薬のせいだと決めつけず、原因を調べることが大切です。
Q5:デルモゾールG軟膏の薬価はいくらですか?
A5:2026年4月の薬価改定後は、1gあたり27.70円です。これは薬剤費の基準であり、窓口負担は保険の負担割合や処方量、調剤料などによって変わります。
Q6:白色ワセリンのメーカー変更で薬の効果は変わりましたか?
A6:岩城製薬は、変更後の白色ワセリンについて従来品と同等の品質を確認し、有効性・安全性への影響はないと説明しています。一方で、軟膏が少し硬くなり、使用感に違いが出る可能性があります。気になる変化があれば薬局に相談してください。
Q7:リンデロン-VG軟膏などに変更してもよいですか?
A7:同じ有効成分・濃度を持つ製品はありますが、自己判断で切り替えるのは避けてください。処方医や薬剤師に相談し、成分、剤形、使用目的、処方内容を確認したうえで判断する必要があります。
まとめ:デルモゾールG軟膏は用法・期間・副作用の確認が大切
デルモゾールG軟膏は、ベタメタゾン吉草酸エステルとゲンタマイシン硫酸塩を配合した医療用外用薬です。炎症を抑える作用と、感受性のある細菌への抗菌作用を持ちますが、適応となる皮膚疾患や感染の状態は限られます。
安全に使用するためには、処方された部位・量・回数・期間を守り、症状が改善した後の治療方針を確認することが重要です。皮膚の刺激や発疹、感染症の悪化に加え、眼圧上昇や緑内障などの重大な副作用にも注意してください。眼痛やかすみ目、急激な視力低下などの症状が現れた場合は、放置せず速やかに医療機関で診察を受けましょう。
2026年4月改定後の薬価は27.70円/gで、同じ有効成分を持つ製品も複数あります。また、岩城製薬は白色ワセリンのメーカー変更を公表しており、軟膏の硬さや使用感が変わる場合があると説明しています。薬の効果や安全性を正しく理解するには、価格や商品名だけで判断せず、電子添文と処方時の指示を確認することが欠かせません。
なお、この記事は医薬品情報を理解するための一般的な解説です。個々の症状に対する診断や治療方針を決めるものではありません。使用中の不安や副作用が疑われる症状がある場合は、処方医または薬剤師に相談してください。 (出典: デルモゾール g 軟膏(Yahoo!ニュース))